呑気なままでいいかな

久しぶりに飲みに出かけた

20年来の友人と他愛もないおしゃべりをしながら

盃を傾ける

話しているうちになんだか安心してきた

知らない間に自分がすこし険しくなっていたような気がする

「なんかあった？」って聞かれたその時には

自分ではわからなかったけれど

そういえばお酒に酔った気分になるのも久しぶり

「だいたいあたしは呑気だからさ～」

ってつぶやきに間髪入れずに

「そうだよね～」って、ちょっと引っ掛かりもするけど

ホントに呑気な日々もそれなりに大変な日々も

ひとからはいつも呑気に見える自分っていうのは

ある意味理想かもしれないとふと思ったりして・・

深夜、ガラスの酒器で冷酒を酌み交わしつつ

半分眠気の混じった笑顔で見交わす

日常にひとつ句読点、感謝