薄桃色の・・

お見舞いに行った

思ったよりお元気そうで安心した

昔話をした

子どもだったころには想像できないくらい

いろんなことを話して一緒に笑った

彼女はときおり遠い目をしてた

彼女の子どもと私が一緒に中学生だった頃

その時代を思い出してたんだろう

私は彼女が私の母のことを覚えていてくれたことに

涙が溢れそうだった

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遠い思い出は薄桃色に霞む

ただ懐かしさだけがひとときを満たしてくれる

思いがけない嬉しさで帰り際に手を取り合った

またお会いしましょう

きっと・・