ようやく・・
確定申告の書類作りが終わり
ようやく取り戻した日常(というか平常心)
印刷を終えた木曜日午前、その日の午後には前から行きたかった美術展に
髙島野十郎展@福岡県立美術館
思ったよりたくさんの作品と
思ってたよりたくさんのひとびと
雨の降る冬の日の匂いか100年を越える日々を経た絵画の匂いか
はたまた会場にいるひとびとの醸し出す匂いなのか
ちょっといつもは感じない匂いを感じる美術館だった
わがままな観覧者である私は絵を順に観て行く人の列に並ぶのが嫌い
わざと少し離れた場所からざっと観て
これはというものだけひとの隙間をぬって近づいてしっかり見つめる
ひとつの展示でなにかひとつふたつ印象に残るものがあればいいと思ってる
といいつつ
会場順路半ばに位置した山々に囲まれた川の流れの絵と
葡萄やすももを描いた静物画の一角には魅かれた
山の岩肌がなぜか奄美の黒砂糖のようにほろほろと柔らかく感じられたり
数色のすももの絵がとても美しくてずっと眺めていたかったり
蝋燭、太陽、月、を描いた絵のコーナーは照明を落とした設定
そのすこしだけ温度も低めな部屋ではひとびとも気配を薄くしてた
蝋燭の炎の形もひとつずつ違う
いくつかの絵のなかにはゆらぎを感じさせる曲線がある
蝋燭では納得するその曲線、ほかの木々などの絵の中にも多用されていた
わたしを不安にさせていたのはこの線なのか?
どこまでも写実のはずなのにそれがなんとも自然の曲線を超えているようで・・(まったくの個人的な印象ですが)
写真は前に友人と来た時にもらったもの
ひさしぶりに食べたら榮太摟の飴って美味しいわ~
この間は着付けの先生のところでお茶うけに泉屋のクッキーをいただいて
わ~!懐かしい!ってホントに感動しちゃいました
なんか昔ながらの味に魅かれる年頃なのかな?
週末はダンスの個人レッスンと着付け教室
母の古い着物から
裄を直すものとコートに仕立て直すものもお願いして
いくつか普段着になる着物が確保できそう
寒くなくなったらランチくらいには行けるかな
ふふふ、また一歩前進ではあります