浮かんでは消え・・・
日常のふとしたときに、朝起きて夢のなごりを、
ときに書き留めたいと思うことがあるのだけれど
どれもとどまっていてくれない
なんだったかな?
書くほどでもないかな?
どんな言葉に表せばいいのかわかんない・・と
まあ
そんな感じの日常なんでしょう
なにもないのがなにより幸せなのかも
新しいものを手に入れることよりも
今をどう滑らかに動かすかを考えている
わずかに増えるものでいまを窮屈にしないために
これまでの要らないものをさらにふるいにかけている
保留という選択肢を得てそのままにしていたものも
時を経て眺めなおすとちゃんと選びなおせることが分かる
「現在」にも幅があるし
「未来」がどこまで見えるかも刻一刻と変わるしね
この日曜日は要らないものをだいぶ捨てた
風通しがよくなると
次にすべきことが見えてくる
来週は障子の張り替えかなあ・・・(笑)
みっちりいちにち
アサイチで病院
婦人科で定期健診
まあ心配はなさそうだけど縁も切れなさそう
担当の先生がダンディーだからそれも悪くない
期間限定出店の和服の店へ
お店のひとと話してるうちに衝動買い
とはいえ小物
それくらいしか甲斐性ありませぬ
ランチは仕事がらみの知人の送別会
お世話になった尊敬すべき年上の女性
いてくださるだけで安心してたのにな
切らせたくないご縁
別れは新しい始まり
ソシアルダンス、ミニパーティー
パーティーとはいうものの
会費制の練習会
リーダーの皆様と踊るのはもちろん
パートナーのセンセイ方ともすこし踊る
昔は女性とはどう踊っていいのか分からずやりにくかったけど
今は膝を緩めてしっかりとうごく練習になることに気づく
いつも習ってる先生の奥様は男前で(ベビーフェイスなのに!)
「さあ!おいで子猫ちゃん」なんて宝塚ごっこ(?)みたいに楽しんでた
(ふと思えば「男前」と「女々しい」ってなんか価値観が男尊女卑だな)
博多帯を扱ってる店で値段をリサーチしようと立ち寄ったら
お店の人があまりに親切に説明してくれて
おまけにいろんな夏着物がいっぱいだったので
少々時間超過して遊んでもらってしまう
小千谷縮数種からだに当ててもらって手触り楽しんで・・
午前中に買い物してなかったら大物買いをしてた恐れあり
う~ん・・・夏着物魅力的
でもそのまえに薄手の木綿着物を考えるべきか
いやいや今年はもう予算取れないってば!
夜はいつものサークルでのダンス
さすがに一日動き回ってたのでちょっとスタミナ切れ
まあでも昼に言われたことを夜に復習できるのはとてもいい
夜になっても一日の興奮がとれず
浴衣を出してきてちょっと着てみる
半幅帯はどれ合わせよう?
週末のお出かけは思い切って単衣の着物でいってみようか?
草履や下駄まで出してきて・・
いけないいけない
もう夜も更けてるこれくらいで・・・
ってところで
あれ?足痛いんですけど?つった?どこ?
左足、中指の付け根あたり?
つってるの?痛いの?うごく?
あまりに範囲が狭くて痛みもピンポイントで
どうほぐしてやればいいのか自分で扱いに困るという
変なつり方初体験
まあ、数分でおさまりましてブログ書いてます
はあ、このところにしてはよく動き回ったかな
やろうと思えばできるじゃん!
って、好きなことが8割だからかな(笑)
いいのいいの、好きなことで体力つけて
そして必要なことに向かっていくとするのさ!
日常を離れて
ちょっくら旅に出ておりました
会いたい人にも会えたし
行きたいところにも行けたし
ちょっとした仕事もしたし
有意義な3日間でした
こんなのも観たし
こんなお庭も歩き回ったし(あっもちろん本体のほうも)
お昼には蕎麦食べて(江戸前じゃなかったけど)
ついでに日本酒もつけちゃって
(「手前に置きましょうね」と準備してから注いでくれた店の人)
半分迷いつつもたっぷり歩き回れたし
で、帰りに空港で見つけてお土産兼夕ご飯はこれ
密かに憧れてたので嬉しい!
多分長い間これなんだろうなあ・っていう安定の美味しさ
ビールにも合うしこのご飯にもすっごく合うおかずの数々
(ご飯自体もとっても美味しい)
シウマイはもちろんのことお魚と杏が渋く美味しかった
これからあちら方面のときの帰り道には必ず購入しそうです
夢に流す
過去を水に流すというのは
すべてをなかったことにして許すというわけではないのだ
受けたことは消えないし
消えないことは忘れることはできない
それでも
それは少しずつ形を変え意味を変えていく
変わらないねという
なにも知らないあなた
それは可哀想にと
誰も気づかないことに気づくあなた
そうなのだ
わからないことはわからないし
誰よりも見ていてくれたことは確か
それが好きだったことでもあるし嫌いだったことでもある
何も変わっていなくてもあの頃のわたしではないのよ
きっとあなたもあの頃のあなたではないように
いろんなことが一度にあった一日の後の夢には
いろいろなことが詰め込まれ過ぎて
夜中に押しつぶされそうになって何度か起きてしまった
そうか
遠い昔のあんな想いも
きっとそうやってすこしずつ夢に流していったんだね
懐かしさとは少し違う苦い甘さに彩られながら
ときおり川面に姿を見せるちいさな鱗のような記憶
うしろは振り向かない
金曜日には久しぶりに飲んだ
酔ってまるで漫画のように転んだ
きつくってそのまま倒れていたかった
足首に青あざ、でも大丈夫みたい
恥ずかしいのでここでしか言わない
土曜日は家の片づけ
日曜日には箪笥の整理
夫婦二人になった家は片付けたらそのままでいてくれる
朝ドラは終わった
大河ドラマは今頃になって本腰入れて観てる
(それはきなこさんのブログによるところが大きい)
真田家長男の嫁が誰かと観ていたら「さなださん!」じゃないですか!?
(ずいぶん昔ですが昼の時間帯のドラマで「ぽっかぽか」というのがありまして・・)
ん?これもわかるひとだけにわかるってひねり?偶然?
いくさはきらい
うん、そう思うよ
勝っても負けても・・いやそんなことよりその前にね・・
などといいつつ
あ~ホームとアウェイってこういうことか~
なんて妙に納得したりして
外は桜が満開
ほんとう言えば桜はそれほど好きではない
なのに満開に近づくといきなりその美しさに圧倒される
なにものかにとらわれるかのように一瞬こころを持っていかれる
それでも桜を観ながら桜ではない何かをみてる
桜とともにあったなにかを記憶している
今年の桜は今年の桜
日に照らされて色づくものも
夜の闇に沈み込むものも
きっとどこかに残していくのだろう
でも
振り向かないけどね
同じ月を見ている
話す言葉の柔らかさが変わってきたり
名前の呼び方が変わってきたり
そんなことでふたりの間の距離が変わったことを知る頃
あ~そうか、若い頃
すこし年上とよりすこし年下とのほうが上手くいったのは
なかなか敬語から抜け出せない私が変わるより
相手が変わっていくのに気づくほうが楽だったからかなあ
自分に自信も持てずただ臆病だったあの頃は
かたちになった見えるものしか気づくことができなかった
同じ街角同じ海同じ桜に同じ月
それでもそのときそのときに違う気持ちで眺める
出会いも別れもそして新しい恋心を持った時にも
忘れることも忘れられないことも
自分の中のどこかに持って抱えて溶かし込んで
濁ったり澄んだりする心の中で一瞬ピントを合わせるように
思い出したりときめいたりときには涙したりするのだろう
「月がきれい」と話しながら
いくつもの月を思い出す
それは偽りでも不実でもなく
ただ正直なわたしのこころ
久しぶりに
恋の始まる場面など読んでたら
胸がキュンキュンしちゃいましたよ
好きだなあ~吉田秋生