2020-10-14 深呼吸して 裏山をずんずん登る 鈍った身体が酸素を求める 深呼吸 深呼吸 ああ、秋がからだ中に巡る気がする 足元の石や土の感覚を思い出す きっと小さい子が街よりも山をよく歩くのは この一つ一つの感触を 緊張感とともに楽しんでいるからだ 山の中で何か思いついて 帰ったら文章にしようと思ってた なのに そこからたくさんの草や花を眺めてたら 帰った頃には言葉を忘れてた まあ、いいか また明日登ろう 登ったという言葉がおこがましいほどの ほんの小さな裏山なのだけれど